魂魄調整
三魂七魄と東洋医学的身体観
東洋では古来より、人を「心」と「身体」に分けては捉えませんでした。
人は三魂(精神的働き)と七魄(身体・情動的働き)によって構成されるという身体観があります。
これは単なる宗教思想ではなく、陰陽五行思想と深く結びついた人間観です。

三魂七魄と五臓の関係
東洋医学では、五臓は単なる臓器ではなく、
肝は「魂(こん)」を蔵す
肺は「魄(はく)」を蔵す
心は「神(しん)」を主る
脾は「意」
腎は「志」
というように、精神活動と密接に関係づけられます。
強い驚きや恐怖、深い悲しみ、長期の緊張状態は、
肝気の鬱滞
肺気の失調
心神不安
腎精の消耗
といった形で現れ、気血水の巡りに影響を与えます。

その結果
- 気力が戻らない
- 慢性的な倦怠感
- 理由の分からない不安
- 情緒の不安定
- 同じ問題の反復
- 頑張りたいのに、どうしても頑張れない
- 乗り物や人ごみで強く疲れてしまう、酔いやすい
といった状態が続くことがあります。
これは「霊的現象」だけではなく魂魄の偏りによる気の偏在・昇降出入の乱れです。
魂(肝)と魄(肺)の失調が深い場合、単なる精神的安定だけでは気血の循環までは整いきらないことがあります。
かつて日本では、神道の鎮魂・祓、密教の加持祈祷、修験の作法が、無意識のうちに魂(肝)と魄(肺)双方を調整する体系として機能していました。
これはまさに、陰陽調和・五行調整の技法でもあったのです。

法妙が行う三魂七魄の作法
私は鍼灸師として、陰陽五行・蔵象理論・経絡理論を基盤に心身一如の視点で施術を行ってまいりました。
東洋医学では、呼吸は肺を整え魄を安定させ、声は気を動かし、所作は経絡を通し、意識は神を安定させると捉えます。
三魂七魄の整えは、気の昇降出入と五臓のバランスを整える作法でもあるのです。東洋医学は、身体と精神を分けません。
長年の臨床経験と東洋医学的知見を土台に、正式に伝授を受けた作法で魂魄の偏りを整える補助として行っております。
この作法は医療行為の代替ではありません。また、万能なものでもありません。
しかし、強い情動体験や慢性的緊張状態による魂魄の乱れが背景にある場合、この作法は有効です。
すべての方に行うものではなく、必要と判断した場合のみ、ご縁のある方に行っております。
※檀信徒様だけでなくご縁がございましたら一般の方もお申込いただけます。

ご予約の流れと料金について
相談料:10,000円
申込~流れは、個別で直接お話いたします。
※申込確定されていない方に事前に流れを説明する事はいたしません。
